政経同志会の歴史
結成以来50有余年を経て現在に至るまでの歴史を紹介します。
政経同志会の歴史
1970年(昭和45年)に松本誠也を代表幹事として若手産業人の有志により発起、結成し、自治省に政治団体として届け出、第一歩を踏み出す。
政策研究会を十数回にわたり実施し、その結果を、立大教授野田一夫、日商会頭永野重雄、評論家入江徳郎、評論家小谷正一、工学博士糸川英夫の各氏との懇談会において報告、ご賛同を得、会の基本方針を確立。
その年12月「感動ある社会を実現」のテーマのもとに、京大助教授高坂正発、西武百貨店社長堤清二、野田一夫、日経新聞神末佳明の各氏を講師に迎え、政治シンポジウムを開催。
71年2月から例会活動を開始。以来、年に8回から9回の月例会を開催。10月には永野璽雄、糸川英夫、自民党総務会長中曽根康弘、野田一夫の各氏を講師に迎え、産業人として直面する諸問題を討議内容とした箱根コングレスを開催。
70年代前半には自民党政権の今後と新しい政治の可能性を探るため自民党若手議員をゲストに迎え、会員とともに論議を交わした。
この頃から、「今の政治家には党派を超えた交流が必要だ」との認識から、倶楽部の創設に向けて協議が始まる。
75年の都知事選には、都市問題部会を中心に選挙戦に取り組む。
76年は政界再編成の新しい動向に着目、民社党副委員長佐々木良作、公明党書記長矢野絢也、東海大学総長松前重義、社会党副委員長江田三郎、新自由ク代表河野洋平の各氏を講師に例会を開催。
77年から78年にかけて、責任ある政治体制・日本におけるリーダーシップの研究をテーマに、大平正芳、河本敏夫、中曽根康弘、安岡正篤各氏他を講師に例会を開催。
78年11月には訪米団を編成。モンデール副大統領等の米国政府要人と会談、日米問題全般について討議を行う。
79年9月には中日友好協会会長廖承志氏の招聘に応じ、訪中団を派遣。
80年に入り、80年代の政治課題を81年は行政改革・日米外交を中心テーマに例会を開催。
12月には「これからの日米関係」をテーマにソニー取締役会長盛田昭夫氏を講師に迎え、コングレスを開催。15周年記念コングレスは「21世紀へ向かって」をテーマに開催。
86年2月、インドに経済視察団を派遣。
80年代後半から99年までは、来るべき21世紀の日本のあり方を探るため、担当国務大臣等の責任ある立場の方々に、それぞれの課題についての講演を中心とした例会を開催した。
この頃から、例会終了後に会場を当会サロンに移し、講師と会員の熱心な意見交換の場を設けることが多くなり、これは当会活動の成果である。
(役職等は当時のもの)
歴代代表幹事
昭和45年設立 | 設立メンバー 5名 代表幹事 松本誠也 近藤龍観 堀貞一郎 松村茂 久保貞吉 |
昭和57年 | 代表幹事 久保貞吉 (松本誠也氏がパイオニアの社長就任により職務専念のため、 代表幹事退任) |
昭和61年 | 代表幹事 松本誠也 |
平成11年5月 | 代表幹事代行 久保貞吉 (松本誠也氏逝去のため) |
平成11年10月 | 代表幹事 奥山 忠 |
令和3年2月 | 代表幹事 鰐渕 美恵子 |